当院リハビリテーション科では、患部だけではなく全身の能力を重視し、理学療法士により姿勢や動作を確認し、それをもとに筋力トレーニングやバランス練習、自主練習の指導、テーピングなどを行っています。スポーツ疾患や腰痛などの整形疾患、手術後のリハビリテーションまで幅広く実施しております。当院では患者様一人一人に合わせたプログラムを提供できるよう努めております。
診療時間
運動療法 | 8:50 – 16:50 |
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物理療法 | 8:30 – 19:00(土曜日は 8:30 – 17:00) |
受診からリハビリテーションまでの流れ
①診察
当院医師によりリハビリテーションの要否を判断します。
②予約
リハビリが必要と判断された場合は、リハビリ室へ移動し予約を取っていただききます。当日に空きがあれば、その日からリハビリを開始します。
③開始
当院、理学療法士による評価・治療を行います。運動療法だけではなく、ホットパックなどの物理療法も併せて実施する場合があります。
④指導
当院でのリハビリだけでなく、ご自宅でも行える運動を指導することで予防改善を目指します。
リハビリの対象となる主な症状
- 肩が痛い
- 肩が上がらない
- 手足が痺れる
- 腰が痛い
- 歩くと膝が痛む
- けがで体がよく動かない
- 体を動かすと痛みが走る
- 手術後の色々な後遺症 等
治療法について
理学療法とは
当院では怪我、病気などで身体に障がいのある人や高齢者など、運動機能が低下した状態にある人に対し、基本動作能力の維持・回復および障がいの悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法による治療をおこなっています。現在当院では8名の理学療法士が在籍しております。
※リハビリの開始には、医師による診察が必要です。2回目以降は担当の理学療法士が直接予約を受け付けます。
物理療法とは
物理療法は、温熱療法、牽引療法、電気刺激療法、光線療法等に分類され、痛みや筋の緊張を緩和させるのと同時に身体の生理的機能の改善を図ります。物理療法は、運動療法などとともに利用されることが多く、適切な物理療法と他の治療法を組み合わせることで、より高い治療効果を得ることができます。
物理療法の種類
温熱療法 | 患部を温め、疼痛を緩和し、血液循環を改善します。 |
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牽引療法 | 痛みのある部分をゆっくり引っ張っていき、椎間板や椎間関節の内圧を下げたり、椎間の隙間を拡げることで神経へ圧迫を和らげていく治療です。 |
電気刺激療法 | 患部に電気刺激を加えることで疼痛をコントロールし、患部の治療を促進します。 |
光線療法 | 鎮痛・消炎作用、創傷治癒促進を目的に行われます。 |
各種療法で使用するリハビリ機器を充実させています。