ひな祭りの茶話会

先日飾ったお雛様を眺めながら、ひな祭りの茶話会を開催しました。
大きな籠に入ったお菓子からお好きなものを選んでいただき、ひな祭りの音楽を流しながら茶話会を楽しみました。美味しいお菓子は皆様を笑顔にしますね。お雛様の前や桃の花を持って記念撮影もしました。

ひな祭りは“桃の節句”とも呼ばれていますが、桃の木が邪気を祓い、子孫繁栄をもたらすだけでなく、その実が不老長寿をもたらすと考えられていたそうです。
皆様にとっても“不老長寿”のご利益がありますように!

 

 

ドライブに行きました

穏やかな冬晴れの暖かい日にご入所者様とドライブに行きました。海を眺めながら内房なぎさラインを通り、館山銀座商店街、鶴谷八幡宮、バイパスを通って館山をぐるっと回り、城山公園を見て、最終目的地の沖ノ島へ行きました。
「ここは昔〇〇があってね」「私はここの小学校に通っていたのよ」「若い頃はこの辺りで働いていたのよ」など車内でいろいろなお話をしてくださいました。
沖ノ島では、車から降りて外の空気を吸って自然を感じていただくためにマスクを取っていただいて記念撮影をしました。「本当に気持ちがいいよ」「最高だよ」と話され、歌を歌いながら踊りを踊ってくださいました。
帰りの車中は、音楽を流して歌いながら帰路につきました。「こんなに楽しかったのは久しぶりだよ」「また行きたい」「いい思い出になったよ」と話されていました。
天候にも恵まれ、最高のドライブでしたね。また、行きましょう!

お雛様を飾りました

3月3日のひな祭りに向けて、ご入所者様にお手伝いいただきお雛様を飾りました。ひな祭りの歌を聞きながら、人形の持ち物を配置いただいたり、見本の写真を見ながらどの人形をどこに置くのかを見ていただいたり、わいわいお話しをしながら飾りました。完成後にお雛様の前で記念撮影も行いました。

日本で桃の節句が始まった平安時代には、草やわらで作った人形に自分のけがれを乗せて、身代わりとして川に流す「流し雛(ながしびな)」が主流だったそうです。室町時代以降には、現代に近い飾って祝うよう祭りになっていったようです。
また、江戸時代に幕府が女の子の健やかな成長と健康を願う行事と決めるまでは、男女共通の行事だったそうです。
歴史や由来を知って飾ると楽しみ方が変わりますね。

 

季節の飾りづくり

デイケアをご利用の皆様と季節の飾りを作りました。今回は“桃の節句”の飾りです。“桃の節句”にちなんだ絵を好きな配置に貼っていくという飾りで、それぞれに個性があって素敵な飾りになりました。

“桃の節句”の起源は、3月3日など奇数が重なる日は邪気が強まると考えられおり、特別な儀式を行い厄払いをする風習が生まれたそうです。また、桃の花には魔除けの力があるとされ、子どもの健やかな成長を願うという意味が込められています。
ひなあられの赤・白・緑の色にもそれぞれ意味があるようで、赤は「生命力」、白は「残り雪」、緑は「新緑の芽」を表しているといわれています。これらには、「女の子が健やかに育ちますように」という願いが込められているようです。

皆様も3月3日には桃の花を愛で、ひなあられなどを召し上がって厄払いをしてみてはいかがでしょうか。

なのはな館 みさきのバレンタインデー

2月14日のバレンタインデーには、おやつにガトーショコラをご提供しました。
バレンタインデーというと好きな人にチョコレートを贈る“どきどきわくわく”する日ですね。
ご利用者様と可愛い花飾りを付けておやつの時間に記念撮影をしました。楽しそうに決め顔をしてくださいました。

日本では一般的に女性が好きな人にチョコレートを贈る日ですが、ヨーロッパでは恋人同士が贈り物を贈り合う日だったり、中国、台湾、タイなどでは、男性から女性に贈り物を贈る日だそうです。
もともとは、古代ローマ王が兵士は結婚してはいけないという決まりをつくり、キリスト教のバレンタイン司祭が結婚を禁止するのはおかしいと兵士たちを結婚させます。それに怒った王は司祭を死刑にしてしまいます。そして、2月14日に司祭が亡くなったということから好きな人にプレゼントを贈り合う「愛の日“聖バレンタインデー”」となったそうです。

国によって楽しみ方が違うのは月日が経って、文化や習慣などさまざまな要素が合わさり、長い時間をかけて変化していったからなんでしょうね。

 

なのはな館 みさきの節分

今年の節分は2月2日でしたね。みさきでも幸運を呼ぶために、リハビリを兼ねて鬼に吸盤の付いたボールを投げて邪気を追い払いました。手作りの鬼のお面を見てびっくりされる方や「鬼だー」と笑う方、「あっち行って」と怖がる方 皆様いろいろな表情をされていました。

節分は「立春」の前日で2025年の立春が2月3日のため、今年の節分は2月2日となったということです。立春は暦の上で春が始まる日で、節分は冬の終わりの日、翌日から新しい季節が始まる区切りの日となります。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えれており、節分は邪気や悪いものを落として、新しい年に幸運を呼び込み、無病息災を願う行事として始まったそうです。

おやつの時間には甘酒と福豆をイメージしたボーロをご提供しました。
皆様も豆まきをして福豆や恵方巻を召し上がりましたか?
今年も1年 皆様にとって幸運な年になりますように!

ご利用者様の日中の楽しみ方 Vol.3

本日は、編み物や手芸を趣味とされているご利用者様をご紹介します。
手先がとても器用なこの方の作品は、見本品として使用させていただく程の素晴らしい出来栄えで、展示会にも参加されています。

ティッシュケースは、ラメ糸のメタリックヤーンをプラスチックの方眼シートに刺して楽しむキャンパス手芸です。ティッシュケース以外にも眼鏡ケース、小物入れ、コースターなどいろいろなものがあります。指先を使うので、脳が活性化され認知症予防にもつながります。
編み物は、手指の柔軟性と強さを保ち、関節炎の方には痛みの軽減や運動範囲の向上訓練になります。専用器具を使えば片麻痺の方、手の不自由な方でもマフラーや帽子、小物などを編むことができます。

楽しみながらリハビリにもなるなんて一石二鳥ですね。
これからもいろいろな作品の制作に挑戦なさってください。

絵馬を書きました

デイケアをご利用の皆様に、2025年の抱負や願いごとなどを絵馬に書いていただきました。
「今年も健康でデイケアに通えますように」「大島に行きたい」「デイケアで賑やかに過ごしたい」「リハビリを頑張りたい」など様々な思いを文字にしていただきました。

絵馬は、その昔神様が馬に乗って人間の世界へ降りて来ると考えられており、神様にお願いごとをする時に「新馬」と呼ばれる馬を奉納したそうです。ですが、馬を奉納し続けることは難しく、次第に木や紙、土で作った馬の像や絵を描いた板を奉納するようになったのが始まりと言われています。昭和になると絵馬本来の馬とは関係のない縁起物や地域の風景などの個性的な絵馬が作られるようになったそうです。絵馬も時代と共に変わってきたんですね。今回は、デイケア職員手作りの絵馬をご用意させていただきました。

また、願いごとはできるだけ具体的に神様にわかりやすいように書くと良いそうです。皆様も神社で絵馬を書かれる際には参考になさってくださいね。

 

お汁粉会を開催しました

お汁粉会を開催しました。甘くて温かいお汁粉を「甘くて美味しいね」「温まるよ」と笑顔で召し上がっていました。

お汁粉の主原料である小豆は、栄養価が高いものとして知られています。その昔、薬として使われていたことがあり「煮汁は解毒作用がある」と考えられていて、古事記や日本書紀などの古い書物にも登場しているそうです。
また、小豆は魔除けになるという言い伝えがあり、「1年間の無病息災と魔除けを願うために」鏡開きの日にも食べられています。
皆様も今年の鏡開きにはお汁粉を召し上がってみてはいかがでしょうか?

 

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
ご利用者様ご家族様各位の深いご理解と格別なるご協力を賜り、新春を迎えることができましたことを心より御礼申し上げます。

2025年は巳年、蛇は古来から豊穣神・天候神として信仰の対象とされてきました。脱皮をする蛇は「復活と再生」を連想させ、不老長寿や強い生命力につながる縁起のいい動物と考えられているそうです。このようなことから巳年は、力を蓄えていたものが芽を出す「起点」の年、脱皮する特性と併せ「再生と誕生」を意味する年と言われています。他にも巳(み)と実(み)を掛けて「実を結ぶ」年と言われるそうです。

なのはな館をご利用の皆様にとっても、今まで努力されてきたことが実を結ぶ良い年になりますことを心願しております。新しい年も皆様のご健康と笑顔溢れる毎日を心から願い、なのはな館スタッフ一同、全力でサポートいたします。本年も引き続きご愛顧くださいますようよろしくお願いいたします。